TradingView(トレーディングビュー)でフィボナッチ・リトレースメントを使い方と見方
TradingView(トレーディングビュー)には様々な描画ツールが搭載されています。
その中でも今回はフィボナッチ・リトレースメントの引き方、そして使い方を
解説したいと思います。
フィボナッチとは?
フィボナッチは黄金比率
フィボナッチ比率とも言われ、人間が最も心地よいと感じる比率です。
黄金比、とも言われます。
数学者、レオナルド=フィボナッチにちなんで名付けられています。
この比率は自然界でも見られます。
木の枝の別れ方、ひまわりの種、オウム貝などです。
更にピラミッド、モナリザなどもフィボナッチ比率が適用できる、とされています。
フィボナッチ比率はどのようにトレードに活かせるのか?
フィボナッチ比率は自然界にもあると書きました。
相場の上下も、人間が売ったり買ったりすることで発生します。
つまり相場の上がり下がりは、大きく見れば黄金比に収斂されていく、
という考えがあります。
その中でもフィボナッチ・リトレースメントというテクニカルツールは、
トレードにおいて反転する価格帯を予測するのに使えます。
フィボナッチで意識されるところ
フィボナッチでは高値と安値を結んだ線で、
- 23.6%
- 38.2%
- 50%
- 61.8&
- 78.6&
が意識されます。
しかし、これではよく分かりません。
TradingView(トレーディングビュー)なら難しい理論は要らない
小難しいことを書いてきましたが、小難しいことは理解する必要はありません。
なぜならTradingView(トレーディングビュー)なら、簡単にこのフィボナッチ・リトレースメントが引け、感覚的にどこで反転するはずだ、ということが理解できるからです。
TradingView(トレーディングビュー)でフィボナッチを引く方法
STEP1:チャートを開く
例ではUSD/JPYの1日足のチャートを開きました。
STEP2:描画ツールパネルからフィボナッチ・リトレースメントを選択
画面左の描画ツールパネルの上から3段目をクリックし、
右側に表示されるリストから「フィボナッチ・リトレースメント」をクリックします。
描画ツールパネルの解説はこちらから。
STEP3:TradingView(トレーディングビュー)のチャート上でフィボナッチを描画する
フィボナッチ・リトレースメントは高値と安値を線で結んで見られます。
直近の高値と安値を結んでみました。
すると、このように虹色で意識されるポイントが自動で表示されます。
STEP4:フィボナッチ・リトレースメントから次の反転を読み取り、戦略を立てる
下から
0.236(23.6%):106.633円
0.382(38.2%):107.935円
0.500(50.0%):108.988円
0.618(61.8%):110.040円
と記載されています。
この時点でのチャートでは0.236(23.6%):106.633円を上抜けて、次の
0.382(38.2%):107.935円での反転が意識される状態です。
現在価格は107.101円ですから、107.935円までは上昇トレンドと予想し、
ロングポジションを持つ、といった戦略が考えられます。
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