TradingView(トレーディングビュー)の使い方まとめ

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TradingView(トレーディングビュー)で複数の通貨ペア/銘柄を同時に表示させる方法

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TradingView(トレーディングビュー)では最大8つのチャートを表示可能です。

ただし無料版では1つまでなので、8つ同時に表示させようと思うと、

Premiumアカウントにアップグレードする必要があります。

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STEP1:チャート画面を開く

TradingView(トレーディングビュー)でチャート画面を開きます。

例ではUSD/JPYを開きました。

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STEP2:レイアウトの選択をクリック

TradingView(トレーディングビュー)のチャート画面右上にある「レイアウトの選択」をクリックします。

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STEP3:レイアウトを選択する

クリックすると上記のようなメニューが出てくるので、メニューからレイアウトを選択します。

上から

  • 1画面
  • 横に2画面
  • 縦に2画面
  • 縦に3画面
  • 横に3画面
  • 左に大きく1画面、右に上下2画面
  • 上に左右2画面、下に大きく1画面
  • 均等に4画面
  • 均等に6画面
  • 均等に8画面

というレイアウトが選択できます。

例では8画面を選択してみました。

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この段階では、8画面全てに最初に指定したUSD/JPYが表示されています。

 

STEP4-1:同じ通貨ペアで違う時間足を表示させ分析してみる

次に上下に2画面を選択してみました。

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上も下もUSD/JPYの1日足のチャートです。

よく見ると上のチャートの周りに薄い水色の枠線があります。

これは今、上のチャートが選択されている状態である、ということです。

この状態で、時間足を1日足から4時間足に変更してみます。

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これで

上:USD/JPYの4時間足

下:USD/JPYの1日足

となりました。

 

次に上の4時間足にトレンドラインを引いてみます。

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下のUSD/JPYの1日足には何も変化がありません。

4時間足と1日足、描画したトレンドラインや各種インジケーターが同期され、

同じ画面上で見られたら便利だと思いませんか?

TradingView(トレーディングビュー)では可能です。

 

もう一度、画面右上にある「レイアウトを選択」ボタンをクリックします。

画面のレイアウトを選択するメニュー下に「すべてのチャートで同期」という項目があります。

ここの一番下「描画ツール」を選択し、青い状態にしておきます。

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この状態でもう一度上の4時間足に違うインジケーターを描画してみます。

試したのはフィボナッチ・リトレースメントです。

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すると、上:USD/JPYの4時間足で引いたフィボナッチ・リトレースメントが、

下:USD/JPYの1日足にも同時に描画できました。

 

STEP4-2:異なる通貨ペア/銘柄で時間足を表示させ分析してみる

次に異なる通貨ペア/銘柄を表示させます。

今、画面は

上:USD/JPYの4時間足

下:USD/JPYの1日足

となっていますので、上の画面を日経225の1日足に切り替えてみます。

 

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上のチャートに青い枠が付いており、選択された状態になっています。

この状態で、画面左上の欄にNIKKEIと入力してみます。

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出てきたリストからNIKKEI225を選択します。

 

もともと4時間足のチャートでしたが、どうやら日経225は日足、週足、月足しか

表示させらないようで、このようなERRORが表示されました。

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気にせずOKと押して進みますと、

上:日経225の1日足

下:USD/JPYの1日足

を表示させられます。

 

TradingView(トレーディングビュー)で同期できるもの

TradingView(トレーディングビュー)で複数画面でチャートを表示させた時、

どのような条件で同期できるのかまとめます。

 

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同期できるのは

  1. シンボル
  2. 時間足
  3. クロスヘアー
  4. 時間
  5. 描画アイテム

の5つです。

 

1.シンボル

シンボルは通貨ペア、銘柄のことを指します。

上:USD\JPY

下:EUR/USD

を表示させていて、上が選択された状態でシンボルを同期すると、

下がEUR/USDからUSD/JPYに切り替わります。

 

2.時間足

上:USD\JPY4時間足

下:USD\JPY1日足

を表示させていて、上が選択された状態でシンボルを同期すると、

下がUSD\JPY1日足からUSD/JPY4時間足に切り替わります。

 

3.クロスヘアー

クロスヘアーとはこれのことです。

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この点線で表示されている線のことです。

例えば

上:USD\JPY4時間足

下:USD\JPY1日足

を表示させていた場合、

上の4時間足チャートでXXXX年YY月ZZ日の12時にカーソルが当たっていたら、

下の1日足チャートでもXXXX年YY月ZZ日の12時にカーソルが当たる

ということです。

 

4.時間

表示させる時間帯を同期させられます。

例えば

上:USD\JPY4時間足

下:USD\JPY1時間足

を表示させていた場合、

上の4時間足チャートでXXXX年YY月ZZ日の12時を表示させていると、

下の1時間足チャートでもXXXX年YY月ZZ日の12時が表示されるということです。

 

5.描画ツール

同じ通過で異なる時間足を表示させていた場合、描画したトレンドラインや

インジケーターを同期させられます。

STEP4-2で説明した通りです。