TradingView(トレーディングビュー)のチャート画面構成と使い方について4-ターミナルパネル
TradingView(トレーディングビュー)のチャート画面の構成について解説します。
構成を色分けしました。
この順番で解説します。
この記事は④ターミナルパネルについて解説します。
④ターミナルパネル
パネルの名前は私が付けましたので正式名称ではありません。
MT4と画面構成が似ているので、下にある④の領域をターミナルパネルとしました。
④-A:スクリーナー
株の銘柄をたくさんの条件でスクリーニングできます。
条件設定によるスクリーニングは、別の記事で書きますが、簡単な方法を紹介します。
画面右側に便利な機能があります。
この赤枠部分の左から
- 期間
- 国
- アラート
- 一般的なランキング
の4つを操作できます。
期間は
- 15分
- 1時間
- 1日
- 1週間
- 1ヶ月
で区切ることができます。
国では
- 日本株
- 中国株
- アメリカ株
などなど世界中の取引所の銘柄をランキング化できます。
更に国マークを一番下までスクロールすると
- FXシグナルファインダーに切り替える
- 仮想通貨シグナルファインダーへの切り替え
が表示されます。
FXシグナルファインダーをクリックすると
指標が株のものから、FXのものに切り替わりました。
仮想通貨シグナルファインダーをクリックしても同様で、通貨ペアごとの
変化率をランキング形式で表示できます。
④-B:テキストノートの使用
メモ書きのようなことができます。
例えばこのような感じです。
先ほど自分がサポートと考えていた108.43を下に抜けました。
したがって売りポジションを持ったので、そのことをメモしています。
FXトレーダーのあらゆる方々が書いていますが、自分のトレード履歴を残すことを推奨しています。
この機能を使えば、自分がなぜその時その判断をしたのかを残すことができ、
後から見直すことができます。
ただ注意なのは、このメモはある通貨ペアに紐付けられません。
つまりUSD/JPYで書いたメモは、他の日本株のチャートを表示した時にも表示されます。
ノートは後から検索ができるので、自分で分かるように対象となる通貨ペアや、
銘柄についても書いておくと良いです。
④-C:Pineエディタ
Pineはパインと呼ぶそうです。
PineはTradingView(トレーディングビュー)独自のプログラム言語です。
MT4がMQL4という言語で独自のインジケーターや自動売買プログラムを組めるのと同様に、
Pineを使ってTradingView(トレーディングビュー)上で動く、インジケーターや
自動売買プログラムを作ることができます。
④-D:投資戦略テスター
正直、この機能はまだ研究が必要でして、まだ明確な使い方がわかっていません。
主に2つの機能、と考えられます。
1.自分で書いた自動売買プログラムのバックテスト
2.インジケーターの挿入
また分かり次第、書きます。
④-E:取引パネル
FXブローカーと接続するための機能です。
ただ残念ながら、2018年2月13日現在、日本向けブローカーはありませんので、
TradingView(トレーディングビュー)上にブローカーのアカウントを接続させ、
取引をすることは叶いません。
OANDAやFOREX.comは日本法人がありますが、現状日本法人のアカウントでは
TradingView(トレーディングビュー)と接続できない仕様になっています。